緑茶葉の産地判別技術を開発

キリンホールディングス(HD)は、傘下のフロンティア技術研究所食品安全科学センターと野菜茶業研究所との共同で、緑茶葉の産地判別技術を開発されたと発表されたそうです。

同技術は緑茶を栽培する土壌の違いが、緑茶の元素組成に反映されることに着目。
元素組成を解析し、原産地の判別モデルを作成。このモデルと照らし合わせることで原産地を判別できるそうです。
実験では、中国産38点と国内産175点を比較、100%の的中率で産地を判別できたとのこと。

緑茶や緑茶飲料でも原産地表示の偽装問題などが懸念されていますが、この発表はこれからの緑茶生産の期待になりそうです!

【日刊工業新聞】
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320070921032ceam.html