県茶市場で「かごしま茶」の発展を祈願

立数えて数えて八十八日(夜)となる5月1日、献茶祭が県茶市場で2年ぶりに開催されました。

生産者や茶商、県の代表が、県茶業の発展に貢献した樋渡次右衛門の記念碑に献茶を献上し、本県茶業への感謝とこれからの茶業のさらなる発展を祈願しました。

県茶業会議所の柚木弘文会頭より、「2019年産、本県茶の産出額が静岡を抜いて日本一になった。これは先人の方々のおかげと深く感謝し、次は生産量でも日本一を目指す」と決意が述べられました。

茶市場買受人からの献納茶は、茶商業協同組合澤田理事長から、鹿児島女子短期大学へお茶の学術研究や教育用に、また養護老人ホームには入所されている方々に、新茶を飲んで健やかな生活を送っていただくようにそれぞれ贈呈されました。