【豆知識】お茶は「入れる」?「淹れる」?
日本茶インストラクター協会では、「お茶をいれる」つまり「日本茶を抽出してその抽出液を作る」ことについては、漢字で書くときは「淹れる」という書き方を使用しています。
【淹れる】急須に入れた茶葉を浸してお茶を作ること
【煎れる】煎じると読むようにお茶の葉を火にかけ沸騰させたお湯に入れ、
煮出してお茶を作ること
【入れる】「煎れる」と「淹れる」を両方の意味を兼ね備えている。
「茶葉を急須に入れる」
「湯を注いでお茶を淹れる」・・・が正しい表現のようです。
ただし、「淹」は常用漢字ではないため不特定多数の人を対象にした場合は常用漢字の範囲内で記述されることが好ましいとされているようです。
上記により、お茶屋等で標記の仕方がそれぞれ異なっているんだそうです。
当協会でも、トップページのみ「入れ方」と標記しております。(「淹」は常用漢字でないため)どうぞご理解ください。
【お茶のおいしい入れ方/鹿児島県茶生産協会】
http://www.kagoshima-cha.or.jp/about/howto.shtml