【豆知識】桜島火山灰には「お茶洗濯機」

「鹿児島はお茶の産地というけれど、桜島の灰が降ったときってお茶の摘採はどうするの?」とよく聞かれます。
お茶は、新芽が出てから摘み取るまで約1ヶ月あります。
その間、火山灰が降れば摘採前洗浄機(水圧で散布する機械)等で灰を落とします。
お茶は生き物ですから、適期を過ぎると葉が硬くなってしまいますので、灰が降った時でももちろん摘採します。
灰がついたまま摘んだ生葉がどうなるかというと、実は鹿児島県の荒茶工場には「生葉洗浄脱水施設」がほぼ全工場完備されています。
わかりやすく表現すれば「お茶の洗濯機」です。
生葉をキレイにしてから通常加工して市場に出荷されます。

このように「かごしま茶」はキレイに洗浄されていますので、安心して飲む事ができます。