【緊急】台風に対する茶の事前事後対策について
大型で非常に強い台風15号が現在接近中であり、県内農作物等への影響が懸念されることから、鹿児島県は事前・事後対策等について下記により発表されましたのでお知らせいたします。
◎茶
【事前対策】
1 潮風害が予想される茶園では、防風垣、防風ネット、散水施設等を設置し、被害を最小限にくいとめる。
2 気温が高く秋整枝ができない状況ではあるが、秋芽が伸び過ぎた園で暴風雨により折損の恐れがある場合、秋整枝予定の高さから5㎝程度高い位置で仮整枝を行う。
3 幼木園では、徒長枝の剪除や株元への土寄せなどを行う。
4 ほ場での滞水を防ぐため、排水溝の整備を行う。
5 茶工場の周囲、煙突等の補強を行う。
【事後対策】
1 幼木園で強風により株元に穴ができた場合は、速やかに土を寄せ、株元周辺を踏み固める。
2 潮風害の予想される場合は、速やかに散水する。洗浄は台風通過中から開始する。
3 排水対策、土手の補修など早めに復旧作業を行う。
4 防霜ファン、茶工場などの施設の被害の点検、補修を行う。