「釜炒り茶」試飲しました

「かごしま茶」にも生産地や製造方法でその特徴は大きく違います。

普段私たちが飲んでいる煎茶等は、蒸した後水分を飛ばし形を整えますが、「釜炒り茶」は生葉を蒸さずに大きな釜で香ばしく炒って作る貴重な製法です。
属に昔、自宅用として茶園があった家で作られていた方法です。
【お茶の種類】http://www.kagoshima-cha.or.jp/about/category.shtml

今回試飲した「釜炒り茶」は鹿児島で唯一この製法を守っている方の一人、日置市伊集院町の前鶴憲一さんのお茶です。(前鶴さんは当協会前理事です。)

「釜炒り茶」の特徴はその香ばしい香りと味。苦みが残らずさっぱりとした甘みがあり、茶葉は少し丸みを帯びてます。少し黄色みがかった水色も特徴です。
毎日の食事に最適です。特に中華料理などと一緒に飲むと口中さっぱり。

田舎で頂くお茶の味わいを思い出します。

【釜茶房(かまさぼう)】http://www.kamasabou.com/