かごしま茶新春初取引会の開催

 かごしま茶新春初取引会が、1月6日にかごしま茶流通センターにおいてコロナ禍の中で開催されました。

 今年は、例年より規模を縮小し、茶商をはじめ茶業関係者約100名の参加となりました。

 この取引会は、新茶期に備えた新年の決意を新たにするとともに、本年産茶の取引の活性化を図ることを目的に、県内各産地の冷蔵貯蔵施設に保管されている荒茶を上場し、取引を行うものです。

 式典では県茶業会議所の柚木弘文会頭より、「コロナ後の社会様式も注意しながら、引き続き「かごしま茶」の知名度向上、消費拡大、輸出対策等に取り組むとともに、今年のお茶が気象災害を受けることなく順調に生産され、活発な取引がなされることを祈願する」と、あいさつがなされました。

 今年の上場数量は、前年より多い11.3トン(130点)となり、平均単価は846円/㎏(消費税抜)となりましたが、今年が本県の茶業界にとって明るい展望が持てる年となることを期待して、最高値は、8,888円/kgとなりました。