かごしま新茶初取引会開催

日本一早いかごしま新茶初取引会が、4月5日、かごしま茶流通センターにおいて、2年ぶりに開催されました。

今年は、新型コロナウイルス感染防止策を講じて、例年より規模を縮小し、茶商をはじめ茶業関係者約70名の参加のもと、神事がとり行われ、本県茶業界の発展と本年産茶の安定した取引が祈願されました。

式典では県茶業会議所の柚木弘文会頭より、「お茶の機能性と、かごしま茶の特徴を積極的に国内外にPRし、かごしま茶の消費拡大に努めるとともに、生産者の方々には安全・安心で良質の茶を生産していただくことで、生産量・産出額ともに日本一になることを期待している」と、あいさつがなされました。

今年は、2月下旬の気温が高めに推移したことから、茶の生育状況は前年よりも5~6日ほど早まっており、前年より多い68.9トン(650点)が上場され、平均単価は2,574円/㎏(消費税抜)、高値6,899円/㎏(消費税抜)となりました。