鹿児茶丸

みんなは、お茶がどうやってできるか知ってるかな? 僕と一緒にお茶ができるまでを見てみよう!

荒茶工程

摘採

鹿児島県では3月下旬から一番茶の摘み取りが始まります。今は、乗用型摘採機という機械で摘み取ります。

STEP
1

搬送 – 生葉受入

摘み取られたお茶は製茶工場へ運ばれます。

STEP
2

製茶工場

お茶の葉は摘み取られたその瞬間から発酵が始まります。コンピュータで制御された機械で速やかに加工していきます。

STEP
3

蒸し工程

摘まれたお茶はまず蒸気で蒸します。鹿児島県では、普通煎茶、深むし煎茶、蒸し製玉緑茶が主としてつくられています。

STEP
4

冷却

蒸した茶葉をそのまま高温で放置すると味や香りが劣化するため、冷まして品質を保持します。

STEP
5

葉打ち~粗柔(そじゅう)

葉打ち機で蒸した葉から水分を取り除き、さらに粗揉機に入れ、強い力で揉みながら熱風で乾かします。

STEP
6

揉捻(じゅうねん)

茶の葉に力を加えて水分の均一をはかりながら揉みます。

STEP
7

中揉(ちゅうじゅう)

茶の葉をふたたび揉みながら熱風で乾かします。

STEP
8

精揉(せいじゅう)

茶の葉に熱と力を加え形を整えながら乾かします。

STEP
9

荒茶の完成~袋詰め

おいしいお茶(荒茶)の出来上がりです。製茶工場でできたお茶は、お茶問屋等に運ばれて仕上げされます。仕上げが終わった後に皆さんが飲んでいるお茶として販売されています。

STEP
10
鹿児茶丸

僕らがいつも飲んでるお茶は、たくさんの工程を辿っておいしくなるんだね。