産地の紹介

川内川の霧に育まれた奥薩摩の銘茶産地

 さつま町産のお茶は,川内川流域に沿い奥薩摩特有の霧の中で育ち,深みのある味わいと新緑の香りと共に高い賞賛を受けており,県内でも有数の優良茶産地として知られております。

 さつま町茶業の起源は,県史によると宮之城4代領主であった島津久道が,国家老の職中,殖産産業のため金山経営をはじめとして,お茶についても宇治の茶の実を取り寄せ茶園の奨励を行っており,当時の自領宮之城にも相当茶園を奨励したものと思われます。昭和25年には39ヘクタールの茶園が栽培され,10の製茶工場で10トンの荒茶を生産していましたが,町の重点施策として茶業振興が推進されたことにより,今日の本町茶業の基礎が築かれました。薩摩半島北部の中心に位置するさつま町は,山紫水明の恵まれた自然環境に囲まれ,お茶や竹の産地として知られています。

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茶業振興会・茶工場

㈲宮之城誠秀製茶小倉製茶工場
㈲南原製茶領家製茶工場
関製茶工場長野製茶工場
柳田製茶工場 ㈱永福園
坂元製茶工場 ㈲山下製茶
松﨑製茶工場福永製茶工場
宮脇製茶有限会社前野製茶工場
宮脇(尚)製茶 ㈲熊田製茶
古城製茶工場 ㈲山口園製茶工場
竹之内製茶工場

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