産地の紹介
鹿児島県北に位置する湧水町は栗野岳等の山々に囲まれ、日中と夜間の寒暖差が大きくお茶にとって好ましい冷涼気候であり、また日光を十分かつ均等に取り入れられる山麓傾斜地帯であるため、風味漂う品質の高いお茶が生産されています。
また鹿児島茶のおこりとしていくつか説がありますが、室町幕府の初代将軍足利尊氏(1305-1358)が九州に陣をすすめたとき、吉松の般若寺に本陣を定め、山城の宇治から茶種子を取り寄せ、同寺院境内に播種し次第に全村に広まったとされています。また般若寺の閉山住持が宇治から下山し、寺の境内に茶の木を植え、門徒に製法を伝授したと記されており、これらのことが鹿児島県の茶に関する最も古い記録となっております。
古くからお茶の栽培に適した産地である湧水町のお茶農家さんが丹精込めて作った「湧水茶」をぜひご賞味ください。
茶業振興会・茶工場
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